なんて愛しい

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夫のヒゲを抜くのが三度の飯より好きな妻です

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新郎・新婦

私は結婚3年目の新妻です。
三年目ともなるともう新妻とは言えないかもしれません。ですが私たち夫婦は未だに新婚のようなラブラブっぷりだとよく言われます。子供がいないせいもあるかもしれません。夫は私を溺愛しており、私のどんなワガママも嫌な顔一つくらいで受け入れてくれます。夫の髭を抜く行為もその一つです。
夫の髭は濃く、一本一本に弾力がありそれをキティちゃんの毛抜きで抜くのはどんな快楽にも代えがたい私の歓びです。勤め人の夫は毎朝電動シェーバーで髭を剃ってしまうのでこの愉楽は週末に限定されます。陽の当たるソファに夫を横たえ、その上に屈み込むようにして夫の両頬を抱きます。うつむいた私の顔はこれから始める一連の行為に興奮して紅潮しているでしょう。薄い笑みすら浮かべているかもしれません。
右手にはキティちゃんの毛抜きが光ります。愛用のそれは先端が45度の角度をなしており、髭を毛根から引き抜くのに最適な形状をしています。皮膚から突き出す1ミリにも満たぬ髭を注意深く挟み、しっかりとホールドした事を確認したのち、一息に引き上げます!ああ!ほんの僅かの手ごたえと共に、スッポリと髭が抜けます!ごく短い針金のような、黒々とした毛の先にゼリー質がプルプルと揺れています。なんて愛しいのでしょう。できることならすべての髭をキティと共に抜いてしまいたい。
2本程度で音をあげる夫がいささか恨めしいです。

 

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